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レンタルニート1時間1,000円は高いか安いか

ニートが1時間1,000円でお客と遊んでくれるという、
NEET株式会社の新サービスが話題だそうです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1406/05/news143.html

まず、働いて金稼いだらニートちゃうやん、という野暮な
突っ込みはナシでお願いします(笑)

さて、ニート君が遊んでくれる内容は、ゲームやパソコン
関係等に限定されるようですが、僕が印象に残ったのは、
1時間1,000円という価格設定です。

どうでしょう、あなたは1時間1,000円というこの価格、
高いと思いましたか?安いと思いましたか?

アルバイトで働いている人は、1時間1,000円って
時給だとしたらまあまあやん、と思うでしょうし、
ゲームやパソコンに興味が無い人は、タダでも時間が
もったいないわ、と思うでしょう。

僕は、意外にいい線行ってる価格設定なのでは、と思いました。


いくつかの切り口があります。

そもそも、顧客がゲームやパソコンに興味が多少ある、
という点は、秋葉原という土地柄でクリアするとします。

すると、売上の視点で行けば、メイン顧客はニートと遊んでいる
暇があるくらい、「つぶす暇」がある人に限定されます。

つぶす暇のなくなったオッサンの僕にはよくわからないですが、
僕が学生の頃の都会での暇つぶしと言えばカラオケやゲームセンター、
ボーリングやビリヤードなんかが相当していたような記憶があります。
これらは大体、精算してみれば1時間1,000円くらい
かかるものばかりです。
なので、十分に競争力のある価格設定なのではないでしょうか。

次に、原価の視点で行けば、ニート君たちにはそれなりの「特殊
スキル」があるようですが、世間的には特筆すべきスキルはない
と判定されますので、人件費の面でもいわゆる最低賃金である
700~800円までの間になるでしょう。
とすれば、会社の取り分を差し引いても成り立つ計算です。

さらに、1,000円というキリの良い数字は印象への残りやすさ
とともに、計算のしやすさでも顧客訴求性があると思います。

つまり、ビジネス的には成り立つ要素を秘めていると思います。


あえて挙げるなら、このサービスの唯一のネックは、継続性。

すなわち、何をするにしても一定の時間を拘束され、お客さん
からお金をもらうというストレスフルな体験に、ニート君が
耐えられるかどうか、にかかっていると思います。

ニートが増えて社会的にいいことなんて一つもないんです。
少しずつでも頑張って頂きたいものです。


公認会計士・税理士
大塚祐介
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