センター試験が終わり、高校入試に大学入試と、
これから受験シーズン真っ盛りですね。
もし試験前の皆さんがこれを見ていたら、こんなところで
油を売ってる暇があったらすぐ勉強してください、という、
ありきたりなアドバイスをまずはお贈りしておきましょう。
冗談はさておき、試験というものは、「選別するための試験」
と「能力や適性を測る試験」に大別され、いわゆる入学試験系
の試験は、前者に該当します。
こういった「選別する試験」では、極端な話、100点満点で
99点をとっても不合格になる場合もあれば、10点でも
合格になる可能性があります。
今回は、試験やテストに関しては、人一倍のノウハウ(?)
を持つ小職が、その試験に勝つコツを伝授いたします。
ではまず、眠眠打破やブラックガムを大量に用意します。
・・・って、違いますよね。
徹夜も努力の形ですが、体調を崩してしまうリスクと天秤に
かければ、個人的にはあまりお勧めしません。
全ての人に平等に与えられた唯一の条件である「時間」、
それを効率よく使うことが最大のコツなのです。
つまり、以下の要件を満たせば、選別試験には十分合格します。
① 誰もが正解する簡単な問題で間違わない
② ほとんどの人が正解できない難しい問題に時間をかけない
③ 人により正解か不正解かが分かれる問題を正解する
ここで、2つの側面から時間の使い方が重要になってきます。
まずは、試験本番の際に、②の罠にひっかからないことです。
こういった難問は、たとえ運よく正解したとしても、大多数が
できていなければ、最終的には合否をわける差にはなりません。
しかし、その問題に消費した時間が評価してもらえるわけでは
ないので、他の簡単な問題を解く時間がなくなり、結果的に
点数が低くなれば、不合格となるリスクが高まります。
次に、試験までの間に、③を丹念に演習することです。
新設の試験を除き、ほとんどの試験では、過去問題等から、
どういった形式の、どの程度のレベルの問題が出題されるか
については、大まかな見当がつくはずです。
ここで、いわゆる合否を分けるレベル及びパターンの問題を
丹念に学習しておけば、合否を分ける問題を正解でき、
結果として合格できる可能性が高まります。
つまり、結論は試験中はもちろん、試験前までに「限られた
時間を効率的に使える者が勝つ」、という事なのです。
これは、社会に出ても同じことが言えるのでは、と感じます。
それでは結びに、試験があるのにここまで読んでくれた方、
準備を十分頑張った人は自信を持って、そうでない人は、
神様にお祈りをして、どちらの方々も、万全の体調で試験に
臨んでください。ご武運をお祈りしております。
税理士・公認会計士
大塚祐介
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