しかし、最近の子はすごいですね。長女と話していると、
学校から配布されたPCで、授業中はyoutubeが観られない
ように設定されているのを「かいくぐって」観られるようにする
方法を編み出してみんなに教えている、などと言っていて、
いけないことだがそういうことに「頭を使う」のは悪くないな、
と思いました。
一昔前ならいざ知らず、ネット全盛の昨今、意味が分から
ないことや知らないことがあっても、検索すればすぐに一定
の知識が得られます。つまり、「知っている」ことは大きな
アドバンテージにはならない時代です。
それよりも、その知識をどう生かすか、もっと言えば、自分
にとって今何が必要な知識なのか、ということにたどり着ける
ことの方がより価値があります。それは、ネット検索では
たどり着けないからです。
では、どうやってそこにたどり着くか。まずは自分でよく
考えるしかありません。
個人的に、よく考えるために大事にしていることがひとつ
あります。それは「なぜ・どうして」というところです。現状
に問題があるから解決・改善したい、では問題が生じている
原因は何なのか。そこを突き詰めて考えるようにしています。
至極当たり前のことを言っているようですが、とても大切で
あり、なおかつ難しいことです。なぜなら、何が問題かが自分
だけでは明確するところまでたどり着けないような各種専門
分野がこの世界には多く存在することと、大抵の場合、
そこまでじっくりと考えている時間的な余裕がないからです。
税務・会計面ではお客様がそのような状況になってしまった
場合に、お客様と一緒によく考え、問題解決の助けとなる
専門家でありたいと思っています。
税理士・公認会計士
大塚祐介
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