FC2ブログ

なくなる仕事、なくならない仕事

最近、人工知能の発達が目覚ましく、それに伴って○年後になくなる職業ランキングといったウェブ記事が多いですね。
税理士や会計士もしっかり上位でした(笑)
確かに、税金計算するだけなら、そういう扱いも致し方なしかなとは思いますが、税理士や会計士の本当の価値は、
数字面から会社の状況をチェックし、適切な方向に「導く」ことだと思っています。
この「導く」というのは、偉そうに講釈垂れることではなく、あえて言えば、子供でも分かる言葉で「対話」し、
自ら判断して頂けるように理解してもらう、ということだと思います。
なので、最近この仕事をしていると、たまに自分がお坊さんになった気分になることがあります(笑)

 社長「先生、利益が出すぎました!何か良い節税ありませんか?」
 大塚「素晴らしいですね、社長。ただ、会社を今よりもっと大きくされたいですか?」
 社長「もちろんじゃないですか!」
 大塚「会社の税金は色々な手を使えばゼロにできますので、もちろん惜しみなくお伝えしますが、税引後に残る
利益の蓄積の無い会社は絶対に大きくなれませんよ。もし社長が銀行員なら自己資本1千万円の会社に1億円貸しませんよね?」
 社長「むむっ、確かに・・・じゃあ節税したらダメですか?」
 大塚「会社を守るためにある程度の節税は当然必要ですが、まず何年後にどれくらいの会社になりたいか、そのために毎年どれくらいの利益の蓄積が必要か、そこから考えないといけないんじゃないですか?」
 社長「なるほど。検討してみます。」

さて、今回小職が申し上げたかったのは、仕事として消えていくかどうかは、その付加価値による、ということです。
文系仕事の根本的付加価値は「導き」、そしてその前提となる「対話(=コミュニケーション)」だと思います。

人間並みに対話が出来て、導いてくれるAIが出てきたらどうするのかって?
大丈夫、そのころには人間は働かなくて良くなってますよ(笑)

公認会計士・税理士
大塚祐介
スポンサーサイト

| ホーム |


 ホーム