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カジノ「日本人出禁」の本当の理由

■カジノ、日本人はNGに=依存症懸念で働き掛け―厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000007-jij-pol

厚生労働省は、海外観光客の誘致を目的に政府で検討されている
カジノ解禁について、日本人の利用を認めないよう求めていくそうです。
ギャンブル依存症の日本人患者を増やしたくないのだとか。。。


いやいやいやいや、ちょっと待て待て!!
こんなの聞いて、そうなんだ!と思っちゃう純粋な人って
ホントにいるのか、というぐらいの無理のあるロジックですね~。

だって、まず、ギャンブルなんて既に巷にあふれかえってますよね?
パチンコに競馬競輪、オートレース、宝くじに麻雀・・・

カジノがあろうがなかろうが、ギャンブル依存症になるような人は
いずれかのギャンブルにハマって、遅かれ早かれなるもんです。

なので、カジノができると依存症になる人が増えるから、という
厚労省のロジックは、どう考えても違和感があります。

うがった見方をすれば、既に精神疾患の一種と認識されている
「ギャンブル依存症」患者が増えた方が、医療費が増大して、
厚労省の予算がさらに増えそうでいいんじゃないの?!
とまで思えてしまいます。


日本人出入り禁止の本当の理由は、明快です。

それは、綺麗に言えば「カジノ」の趣旨が外貨獲得のためであり、
日本人を楽しませることが目的ではない、、、もっと泥臭く言えば、
「国内ギャンブル市場の保護」が真の理由です。

というのも、ギャンブルも意外に大きな市場規模を持っています。
パチンコにしたって、遊戯機器は先端技術が詰まった一大産業で
裾野は広いですし、競馬だって、畜産の一翼を担っています。

あなたの給料も、まわりまわって、一部はギャンブル市場から
出ている可能性だって、否定はできませんよ。

なので、既存ギャンブルの顧客がカジノに流れれば、当然、
これらに依存する既存の産業は打撃を受けることとなります。

いくらカジノの開業で新規産業が生まれるとはいえ、
見過ごすことの出来ないレベルの影響が生じることでしょう。

従って、日本国の事を考える官僚が、カジノ日本人出禁という
意向を出すのは、全く不合理とは言えないと思うのです。


ただ、一つだけ、腑に落ちない点があります。
今回の「日本人出禁」について意見しているのが、
厚労省、ということです。

各種ギャンブルを管轄する省庁である農水省(競馬)、経産省
(競輪・オートレース)、警察庁(パチンコ)、国交省(競艇)
あたりが日本人出禁の主張を唱えるのは、あまりに露骨だから、
前向きな理屈をつけられそうな厚労省に言わせた、、、
というのは勘繰り過ぎですかね?!


公認会計士・税理士
大塚祐介
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