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なぜ弁護士さんはタクシーに乗るのか

なぜ◎◎は◎◎なのかって、一昔前の本のコピーみたいですみません。
 で、表題の件ですが、弁護士さんってよくタクシー乗られますよね。電車で行ける場所、徒歩で行ける距離でもサクッと乗ってしまわれます。

 もちろん、健康上の理由とかで、あえて自転車や徒歩を選択されている方もいらっしゃいますが、みなさんほんとタクシーお好きです。

 で、なぜなのか。結論から言うと時間を買っていらっしゃるんですね。

 徒歩で15分かかるところをタクシーで5分で行くことができれば、10分を節約できたことになります。いや、座って電話の1本もできれば、12分くらい買えたことになるでしょう。 タクシーで5分の距離なら1メーターですから、720円くらい。となれば、1分60円くらい、1時間に直せば3,600円です。

 彼らの時給は当然それ以上ですから、悪くない買い物ですよね。
 でも、年間2,000時間労働で換算すれば、年収720万円以上(税その他は無視)であれば、同等の計算が成り立ちますので、それほど対象となる方が限定されるとは思いません。

 課題対処につき専門家に任せるか、という判断も同じと考えます。例えば、会計記帳や税務申告、果ては税務署対応も勉強すれば自分でできます(=徒歩)が、会計事務所に任せれば当然コストはかかるものの、自分でやるより早く、しかも高品質に遂行することができます(=タクシー)。

 社長の時給×対応や勉強にかかる時間>会計事務所のコストという図式が成り立つ限り、委託することは合理的な判断になるのです。経験上、そういったことを感覚的にすぐに理解される社長様は業績も伸びているような印象があります。


公認会計士・税理士
大塚祐介
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悪い時こそ良いところを見る

「幸せってなんですか?」と聞かれたら、悩みが無い事ですかね、と答えてしまうと思います。

悩みは次々と湧いてくるもので、重大な悩みが解決されると、次の悩みが出てきます。
他人から見ると、そんなことで悩まなくても、という事でも、本人にとっては最重要課題、
ということも良くあります。なので、幸福感というのは一時的に悩みを忘れられるような気分、
そういった状態が続いてほしいと思えるような状態ではないかと思います。

経営に於いても同じです。
まずは資金調達、目標売上が達成されたら、その次は人繰り、それも達成されたら、
次は収益性・・・悩みにキリがありません。
ただ、もちろん課題の解決は必要ですが、悩みを気にしすぎてしまうと、気が滅入って
しまいます。状況が悪い時、そういう時こそ良い所を見ましょう。

創業当初で仕事が無い、景気が悪くて仕事が無い、というなら、時間はたっぷり
ありますから、じっくり戦略を練ることができます。資金が足りないとなったら、
新たな金融機関との出会いまたは経営を見直す良いきっかけ、と前向きにとらえましょう。
売上が急拡大しすぎて人繰りが追いつかない、というなら、売上が欲しい会社が
ほとんどなのに贅沢な悩みじゃないですか。
業績が悪くて赤字だというなら法人税がいらなくてラッキー、事業承継を見据えて
いるなら株価が下がって後継者に渡しやすくなってラッキー、と捉えればいいと思います。

まあ、最後まで悩んだら生きてるだけで儲けもんやん、と思いましょう。
前向きに取り組んでいれば、いつかいいことがあります。

税理士・公認会計士
大塚祐介

伸びる会社の社長様の共通点

仕事柄たくさんの社長様たちにお会いしていますが、
伸びている会社の社長様にはある程度の共通点があるように思います。

まずは、勉強熱心なことです。
名経営者たちは、自らのビジネスに関する知識を取り入れることに
手間やコストを惜しまないのはもちろんのこと、自らのビジネス以外
の付随的な専門的分野(法律、経済、会計税務ほか)や教養的分野
についても、自らのビジネスに勝るとも劣らない情熱をもって、たとえ
還暦を過ぎたような年齢でも、新たな知識の獲得に貪欲にいそしんで
いらっしゃる方が多いです。

次に、意思決定が早いことです。
ビジネスを取り巻く環境は日々変化していますが、競合他社の機先
を制するためには、意思決定にもたついている場合ではありません。
以前当欄でも紹介しましたが、ちょっと早すぎるんちゃいますの?!
というレベルで意思決定される名経営者たちがたくさんいらっしゃいます。

最後に、謙虚なことです。
素晴らしい業績を残される名経営者に限って、小職のような若輩者
でもきちんと接してくださいますし、そういった方々の周りには常に
色々な人が集まってこられるように思います。また、前述のような
早い意思決定には軌道修正がつきものですが、そういった場合に
過去の自らの判断をためらいなく否定できるというのは、案外難しいことです。

まとめれば、勉強熱心さでアンテナを張り巡らせて機会をとらえ、
競合他社に先んじて意思決定し、謙虚さで人をひきつけて成功される、
といった感じでしょうか。

上記の要素はあくまで相対的な物ですが、強い要素を多く持たれて
いる方がおしなべて会社が伸びていらっしゃるように感じます。

小職は有難いことに良い例をたくさん拝見していますので、マネして
いればきっと弊社も成功できると確信して取り組んでおります。

税理士・公認会計士
大塚祐介

能力は掛け算

 アイドルはかわいい・かっこいいだけでは売れない、というのは常識
ですよね。ルックスがいいのは当たり前、歌って踊れて、演技もできて、
バラエティーで笑いが取れるようにならないと売れないのです。
 また、逆に歌唱力・演技力だけで勝負する、という世界になると、
本当にとびぬけた才能と不断の努力が無いと生き残れませんが、
普通の人にはその境地に至るのは難しいのではないでしょうか。

 但し、ビジネスの世界では、特定の分野でトップクラスの能力が無い
普通の人でも、複数の分野でまあまあ以上の能力があれば、
生き残っていけます。
 例えば、英語。英語力が厳しく求められる仕事と言えば通訳や
翻訳者がすぐに思い浮かびますが、その両者でさえ、英語が
できるだけでは話にならず、通訳シーンのビジネス・政治等バック
グラウンドの理解や、訳出後の日本語文才等、英語以外の能力も
それなりに求められます。
 それよりも、英語はそこそこでも、それに加えて現地の法律を
知っていたり、キーマンに人脈があったりする方が、ただの通訳より
ビジネスシーンでは貴重です。

 つまり、一つの能力で100点よりも、70点の能力を複数の分野で
持っている方が、ビジネスシーンでは重宝されるのです。
 ビジネススキルの中では、IT(プログラミング)、英語、法律、金融、
会計、コンサルティングなどの中でいくつか持っていると評価が
高まりそうです。 

 いやいやそんな多才な人はそう多くないですよ、と仰るなかれ、
コアになるビジネススキル以外にも、コミュニケーション能力や、
体力(!)なんてのも今から鍛えられて、十分に差別化要素に
なりうる能力ではないかと思います。


公認会計士・税理士
大塚祐介

なくなる仕事、なくならない仕事

最近、人工知能の発達が目覚ましく、それに伴って○年後になくなる職業ランキングといったウェブ記事が多いですね。
税理士や会計士もしっかり上位でした(笑)
確かに、税金計算するだけなら、そういう扱いも致し方なしかなとは思いますが、税理士や会計士の本当の価値は、
数字面から会社の状況をチェックし、適切な方向に「導く」ことだと思っています。
この「導く」というのは、偉そうに講釈垂れることではなく、あえて言えば、子供でも分かる言葉で「対話」し、
自ら判断して頂けるように理解してもらう、ということだと思います。
なので、最近この仕事をしていると、たまに自分がお坊さんになった気分になることがあります(笑)

 社長「先生、利益が出すぎました!何か良い節税ありませんか?」
 大塚「素晴らしいですね、社長。ただ、会社を今よりもっと大きくされたいですか?」
 社長「もちろんじゃないですか!」
 大塚「会社の税金は色々な手を使えばゼロにできますので、もちろん惜しみなくお伝えしますが、税引後に残る
利益の蓄積の無い会社は絶対に大きくなれませんよ。もし社長が銀行員なら自己資本1千万円の会社に1億円貸しませんよね?」
 社長「むむっ、確かに・・・じゃあ節税したらダメですか?」
 大塚「会社を守るためにある程度の節税は当然必要ですが、まず何年後にどれくらいの会社になりたいか、そのために毎年どれくらいの利益の蓄積が必要か、そこから考えないといけないんじゃないですか?」
 社長「なるほど。検討してみます。」

さて、今回小職が申し上げたかったのは、仕事として消えていくかどうかは、その付加価値による、ということです。
文系仕事の根本的付加価値は「導き」、そしてその前提となる「対話(=コミュニケーション)」だと思います。

人間並みに対話が出来て、導いてくれるAIが出てきたらどうするのかって?
大丈夫、そのころには人間は働かなくて良くなってますよ(笑)

公認会計士・税理士
大塚祐介

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