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答えはあなたの中にある

経営相談を受ける仕事をしているのですが、みなさまそれこそ
様々な悩みがあります。
売上が欲しい、税金を減らしたい、人が定着しない、後継者が
なかなか見つからない・・・

こういった場合、①解決策の選択肢を出す、②各選択肢のメリット
デメリットを比較衡量する、という流れが基本となりますが、
一長一短でも選択肢が出せれば、問題は半分解決されたような
ものだと思っています。後は選ぶだけですから。

でも、この「選択肢を出す」というプロセスが最も難しいのです。
他人からどんなに多彩な選択肢を出されても、なんか違う、
コレジャナイ感、という場面は皆様も経験がありますよね。

その時に、小職がいつも逆に聞くのは「本当は何をしたいですか?」
「何を一番重視されますか?」という質問です。

かつて、役員報酬を増やした方が良い、というこちらの提案を
理解しつつも、かたくなに拒否する方がいらっしゃったのですが、
よくよく聞けば、決算書を従業員に見せていて、従業員に報酬が
増えたことが分かってしまうのがイヤだ、とのこと。

そもそも従業員に決算書を見せる必要は無いのですが、
どうしても見せなければならないのなら、決算書上の役員報酬を
給与の中に入れてしまえば、役員報酬がどれだけ増えたかは
見えなくなりますよ、とお伝えすると「それええやん!」で即決。

この方の場合は「報酬を増やしたくない」のではなく、それが
従業員などに見えてしまうことが悩みの根本だったんですね。

悩みは内面的な物です。同じ事象でも捉え方やその人が
重視する要素によって、解決策は変わってきます。悩みを
深く突き詰めると、解決策も見えやすくなります。

公認会計士・税理士
大塚祐介
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丸投げか、マイクロマネジメントか

 仕事を割り振る立場になると、どの程度細かく指示を出すか、
という事につきマネジャーは常に悩まされることになります。
 小職が社会人のスタートを切った某監査法人で、
二通りの上司と出会いました。
 一人は、鬼のように厳しい人でしたが、常に目的と期限だけを
指示して丸投げ、後は結果を早く見せろ、どうせ100点ではない
んだから俺がダメ出しをしてやる、という人でした。
 ただ、一方で本質を重視しており、きちんと仕事の目的を達成
していれば、君はそつのない奴で面白くない、とほめてくれました。
 もう一人は、表面上は優しい人でしたが、いわゆる箸の上げ下げ
まで指示するマイクロマネジメント、例えば文書作成のフォントまで
指示してくるような上司でした。しかも、そういう人に限って方針が
一貫せず、現場は振り回されて疲弊していました。
 同時期に幸運にも好対照な二人の上司に恵まれ(?)、
小職は前者を目指そう、と心に決めたのです。
 最終的に顧客と対峙する一端のプロとしてやっていくには、
自分の頭で考える習慣がどうしても必要になるのです。
 上司は、失敗しそうなときや、失敗してしまったときに、フォロー
すれば良いのです。(それもしなければ本当に鬼ですが・・・)
 この点、マイクロマネジメントに慣れてしまうと、自分の頭で
考えなくなるばかりか、指示通りやったんだから何が文句ある
んだ、というような思考停止人間になる可能性が高くなります。

 なので、小職は常に心を鬼にして丸投げしています。もちろん、
業務の目的、注意すべきポイント、最終期限等は事前に伝えま
すが、進め方についてはあまり指示しません。
 そのうち弊社スタッフにはシバかれるかもしれませんが・・・(笑)

税理士・公認会計士
大塚祐介

なぜ弁護士さんはタクシーに乗るのか

なぜ◎◎は◎◎なのかって、一昔前の本のコピーみたいですみません。
 で、表題の件ですが、弁護士さんってよくタクシー乗られますよね。電車で行ける場所、徒歩で行ける距離でもサクッと乗ってしまわれます。

 もちろん、健康上の理由とかで、あえて自転車や徒歩を選択されている方もいらっしゃいますが、みなさんほんとタクシーお好きです。

 で、なぜなのか。結論から言うと時間を買っていらっしゃるんですね。

 徒歩で15分かかるところをタクシーで5分で行くことができれば、10分を節約できたことになります。いや、座って電話の1本もできれば、12分くらい買えたことになるでしょう。 タクシーで5分の距離なら1メーターですから、720円くらい。となれば、1分60円くらい、1時間に直せば3,600円です。

 彼らの時給は当然それ以上ですから、悪くない買い物ですよね。
 でも、年間2,000時間労働で換算すれば、年収720万円以上(税その他は無視)であれば、同等の計算が成り立ちますので、それほど対象となる方が限定されるとは思いません。

 課題対処につき専門家に任せるか、という判断も同じと考えます。例えば、会計記帳や税務申告、果ては税務署対応も勉強すれば自分でできます(=徒歩)が、会計事務所に任せれば当然コストはかかるものの、自分でやるより早く、しかも高品質に遂行することができます(=タクシー)。

 社長の時給×対応や勉強にかかる時間>会計事務所のコストという図式が成り立つ限り、委託することは合理的な判断になるのです。経験上、そういったことを感覚的にすぐに理解される社長様は業績も伸びているような印象があります。


公認会計士・税理士
大塚祐介

悪い時こそ良いところを見る

「幸せってなんですか?」と聞かれたら、悩みが無い事ですかね、と答えてしまうと思います。

悩みは次々と湧いてくるもので、重大な悩みが解決されると、次の悩みが出てきます。
他人から見ると、そんなことで悩まなくても、という事でも、本人にとっては最重要課題、
ということも良くあります。なので、幸福感というのは一時的に悩みを忘れられるような気分、
そういった状態が続いてほしいと思えるような状態ではないかと思います。

経営に於いても同じです。
まずは資金調達、目標売上が達成されたら、その次は人繰り、それも達成されたら、
次は収益性・・・悩みにキリがありません。
ただ、もちろん課題の解決は必要ですが、悩みを気にしすぎてしまうと、気が滅入って
しまいます。状況が悪い時、そういう時こそ良い所を見ましょう。

創業当初で仕事が無い、景気が悪くて仕事が無い、というなら、時間はたっぷり
ありますから、じっくり戦略を練ることができます。資金が足りないとなったら、
新たな金融機関との出会いまたは経営を見直す良いきっかけ、と前向きにとらえましょう。
売上が急拡大しすぎて人繰りが追いつかない、というなら、売上が欲しい会社が
ほとんどなのに贅沢な悩みじゃないですか。
業績が悪くて赤字だというなら法人税がいらなくてラッキー、事業承継を見据えて
いるなら株価が下がって後継者に渡しやすくなってラッキー、と捉えればいいと思います。

まあ、最後まで悩んだら生きてるだけで儲けもんやん、と思いましょう。
前向きに取り組んでいれば、いつかいいことがあります。

税理士・公認会計士
大塚祐介

伸びる会社の社長様の共通点

仕事柄たくさんの社長様たちにお会いしていますが、
伸びている会社の社長様にはある程度の共通点があるように思います。

まずは、勉強熱心なことです。
名経営者たちは、自らのビジネスに関する知識を取り入れることに
手間やコストを惜しまないのはもちろんのこと、自らのビジネス以外
の付随的な専門的分野(法律、経済、会計税務ほか)や教養的分野
についても、自らのビジネスに勝るとも劣らない情熱をもって、たとえ
還暦を過ぎたような年齢でも、新たな知識の獲得に貪欲にいそしんで
いらっしゃる方が多いです。

次に、意思決定が早いことです。
ビジネスを取り巻く環境は日々変化していますが、競合他社の機先
を制するためには、意思決定にもたついている場合ではありません。
以前当欄でも紹介しましたが、ちょっと早すぎるんちゃいますの?!
というレベルで意思決定される名経営者たちがたくさんいらっしゃいます。

最後に、謙虚なことです。
素晴らしい業績を残される名経営者に限って、小職のような若輩者
でもきちんと接してくださいますし、そういった方々の周りには常に
色々な人が集まってこられるように思います。また、前述のような
早い意思決定には軌道修正がつきものですが、そういった場合に
過去の自らの判断をためらいなく否定できるというのは、案外難しいことです。

まとめれば、勉強熱心さでアンテナを張り巡らせて機会をとらえ、
競合他社に先んじて意思決定し、謙虚さで人をひきつけて成功される、
といった感じでしょうか。

上記の要素はあくまで相対的な物ですが、強い要素を多く持たれて
いる方がおしなべて会社が伸びていらっしゃるように感じます。

小職は有難いことに良い例をたくさん拝見していますので、マネして
いればきっと弊社も成功できると確信して取り組んでおります。

税理士・公認会計士
大塚祐介

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